合同会社のメリット・デメリット
2018.08.21
こんにちは!
起業サポ・司法書士の笹山です!
一般的に会社を作るとなると、株式会社を想像されるかと思いますが、
法人にも色々な種類があり、どのような事業を、どのような目的で行うかによって、選択するべき法人の種類も異なってきます。
今回はその中で、株式会社と最近設立が増えてきている合同会社についてのメリット・デメリットを簡単にお伝えします。
①設立登記に要する費用(実費)
・株式会社の場合は最低でも20万2000円必要
(登録免許税15万円+定款認証5万2000円)
・合同会社の場合は法務局への登録免許税一律6万円。
(公証役場での定款認証は不要。)
合同会社のほうが約15万円も安く作れる!
②社会的知名度・信用度
現段階では株式会社のほうが圧倒的に知名度・信用度は高いと言えます。
BtoCで事業をする場合や、求人を出す際には株式会社のほうがいいでしょう。
ちなみに、かの有名なアップルやグーグルの日本法人は合同会社の形態で運営しています。
③資金調達
今後事業を大きくするために、外部から資金を調達する方法としては大きく分けて2つあります。
1.銀行融資や、社債を発行して行う「借入れ」
2.株式を発行して会社に出資(投資)をしてもらう方法
借入れの場合は利息をつけて元本を必ず返済する義務が生じます。
株式発行の場合は出資金を返済する義務はないですが、出資者は株主となるので役員の選任など株主総会での議決権が与えられます。
証券取引所への上場を含め将来的に大きく事業を行っていきたい場合は株式会社を選択することをお勧めします。
この他にも色々なメリット・デメリットがあり、税制的な面も含めて検討をする必要があります!
会社設立で少しでも気になることがあればお気軽に起業サポにご相談ください!
司法書士笹山 慶太
各種法人の設立手続が得意です。
最短、ご依頼から2日間での設立手続が可能です。夜間や土日祝もお客様のご都合に合わせて柔軟に対応致します。また会社といっても、株式会社や合同会社、社団法人などその形態は様々です。お客様のお話をお聞きして、最適な提案を致します。