ヤマトグループの経営理念・経営理念から見える企業のありよう
2024.05.02
宅急便でおなじみのヤマトグループですが、どのような企業かご存じでしょうか。企業の特徴を知って利用したいですよね。
そこで今回は、ヤマトグループの経営理念、企業姿勢、社員行動指針などを解説します。これらの情報を確認すると、ヤマトグループの全体像も見えやすくなるでしょう。
ヤマトグループの経営理念
ヤマトグループの経営理念には、事業を営む目的、企業としての方向性、ビジョンが示されています。引用してみましょう。
ヤマトグループは、社会的インフラとしての宅急便ネットワークの高度化、より便利で快適な生活関連サービスの創造、革新的な物流システムの開発を通じて、豊かな社会の実現に貢献します。
端的でわかりやすい経営理念です。ヤマトグループの経営理念を見るだけでも、今後に期待ができる企業であることがわかるでしょう。
ヤマトグループの企業姿勢
続いて、ヤマトグループが掲げる企業姿勢を見てみましょう。企業姿勢は経営理念を達成するためにヤマトグループが社会に約束し、日頃から実行していく基本的な考え方です。
少し長くなりますが、簡単にまとめてみましょう。
2) お客さまに対する誠実な対応:お客さまから謙虚に学ぶ姿勢を維持し、お客さまの声に耳を傾け、迅速かつ誠実に対応
3) 人命の尊重と安全の確保:人命尊重を最優先。交通安全を意識し、安全な職場環境を構築する
4) 働く喜びの実現:社員が安心し、喜んで働ける環境を作る
5) 法の遵守と公正な行動:ヤマトグループが事業活動を行っている各国・各地域で適用される法令・ルール、社会規範を守る。高い倫理観をもって公正・誠実な行動を心がける
6) 地域社会から信頼される企業:地域社会から信頼される事業を行い、豊かな地域社会の実現に貢献する
7) 社会への貢献と環境保全の推進:環境問題に積極的に貢献し、解決を目指す
8) パートナー・取引先との公正な関係:パートナーや取引先を適正に選定し、公正で透明な取引関係を確保する。反社会的勢力との関係はもたない
9) 会社資産管理と情報開示:会社資産の管理・保護を徹底し、会社情報を適切かつ公平に開示する
10) 個人情報の保護:個人情報保護方針を自社で定め、適切に管理・保護する
11) 適正な記録作成と情報の管理:業務に関連する記録・報告を適正に行い、情報資産については各種法令・社内ルールに則って適切に管理する
12) ステークホルダーとの共存共栄:すべてのステークホルダーと積極的なコミュニケーションを取り、共存共栄を目指す
ヤマトグループの社員行動指針
経営理念を実現し、適切な企業姿勢を維持するためには、社員がどのように行動するかが鍵になります。それを指示するのがヤマトグループの社員行動指針です。内容を確認してみましょう。
ただ、項目自体は企業姿勢と変わりませんが、より詳細に記載されているので、簡単にまとめてみます。
お客さま満足の追求 |
お客さまの立場に立って業務に取り組み、新たな商品やサービスを創出する 商品やサービスは真心をもって提供する 制服を責任を持って扱う |
お客さまに対する誠実な対応 |
誤解が生じないように、お客さまにわかりやすく正確な説明を行う 商品・サービスが、お客さまにとって使いやすいサービスになっているか常に確認し、改善に努める お客さまからの指摘、お問い合わせなどには迅速かつ誠実に対応する |
人命の尊重と安全の確保 |
安全第一で行動 公共の道路を使っていることを自覚し、安全と思いやりのある運転を行う 交通事故、荷物事故、労災事故などが発生したときは、速やかに報告し、原因究明・再発防止に努める 飲酒運転は絶対に行わない |
働く喜びの実現 |
働きやすい職場環境、働きがいのある職場づくりに努める 職場コミュニケーションを大切にする 社員同士気持ちよく働ける職場環境を実現する 日頃から健康作りに取り組む |
法の遵守と公正な行動 |
関連する法令・ルールを理解し、遵守する 接待・贈答は社会通念上、適正な範囲内で行う 特定の政党・政治団体・宗教団体及び政治家・宗教家などの支援や献金・寄付などを行わない 法令やルールに基づいた判断が難しいときは、グループ企業理念を振り返って、誠実に行動する グループ企業理念に反するような事案が発生した際には、会社が行う調査などへ全面的に協力する 社会から誤解を招く情報発信や会社の信用を損なう行為を行わない |
まとめ
今回は、ヤマトグループの経営理念などの紹介を行いました。
普段宅急便などで皆さんがお世話になることも多いヤマトですが、ヤマトグループは企業として信用できます。経営理念や企業姿勢、社員行動指針なども確かなもので、ヤマトグループ全体が適正な行動をしていることが見て取れます。
そのため、今後も安心してヤマトグループを利用できるでしょう。