月次試算表

【税理士が教えます】月次試算表とは。月次試算表の見方

2020.08.29

こんにちは!起業サポ 税理士の末松です。
起業家の皆さん、「月次試算表」はご存知でしょうか?

企業を経営されている方でしたら、月次試算表をご存知の方が多いかと思います。
しかし、月次試算表の見方はわかりますか?
月次試算表が何を表していて、どのように活用すべきなのかを詳しく解説していきます。

月次試算表とは

月次試算表とは簡単にお伝えすると「一月ごとに作成する貸借対照表と損益計算書」のことです。
個人事業主・法人に関わらず決算のタイミングで貸借対照表と損益計算書を作成して、一事業年度の経営活動の状況を確認するのが一般的です。

ただ、年に一度の決算書作成だけですと、期中の経営状態が把握できません。

そこで、決算の時だけではなく、毎月数字を締めて月次試算表を作成するのです。
それによりリアルタイムに経営状況を把握することができます。

月次試算表作成のメリット

月次試算表の作成のメリットは大きく分けて3つあります。

①経営状況をリアルタイムに把握できる

月次試算表には、損益の情報だけでなく、資産の動きも確認することができます。
今月は月末でいくら現預金があるのか、売上が減少していないか、経費は大幅に増加していないかなど多くの情報を得ることができます。

②節税や納税予測ができる

節税を行うための決算対策や納税の予測を実施するには当たり前ですが、決算より前に当期の予測利益が出ていなければなりません。
月次試算表を作成していれば、決算の2ヵ月から3カ月前から納税予測を実施し、決算対策を実行し、節税することが可能です。
月次試算表を作成していないと、的確な節税は難しくなります。

③融資が受けやすくなる

融資を受ける場合、決算書・申告書以外にも月次試算表の提出を求められてます。
その際に月次試算表がきちんと作成されており経営管理ができていると金融機関からの信頼を得ることができます。
金融機関との折衝が多い経営者の方は、月次試算表を出せるように、体制を整えていきましょう。

月次試算表の見るべきポイント

①貸借対照表

・現預金の残高を確認しましょう 
→ 前月からの増減を確認することで、急な経営破綻を防ぐことができます。

・売掛金と在庫の増減を確認しましょう
→ 売掛金で長期に渡って回収が不能になっている取引先がないかを確認しましょう。
在庫についても滞留している在庫がないか確認しましょう。

②損益計算書

・前月や前期に対して売上がどのように推移しているか確認しましょう
→ 前月・前期に対して大きく変動がある場合、原因の追及が必要です。

・前月や前期に対して経費がどのように推移しているか確認しましょう
→ 前月・前期に対して大きく変動がある場合、原因の追及が必要です。

・しっかりと利益が確保できているか確認しましょう
→ 社長が想定している利益と大きく減少・乖離している場合は、売上・原価・固定費の見直しが必要なります。

まとめ

月次試算表が何を表していて、どのように活用すべきなのか少しイメージできたでしょうか?
この記事を読んで、月次試算表を作成したいけど、作成のハードルが高そうと思われた方も多いと思います。
現在は会計システムが日に日に進化しているので、クラウド会計ソフトを活用すれば、比較的簡単に月次試算表を作成することが可能です。
クラウド会計についてご興味がある方は是非以下の記事も読んでみてください。

より多くの経営者にクラウドを活用して、月次試算表をスピーディーに作成して頂きたいと思っております。


税理士税理士末松 和真

クラウドを使った経理業務の効率化が得意です。会計業務、請求書作成、経費精算、給与計算などをクラウド化する事により、業務効率を改善するお手伝いを致します。
効率化によって空いた時間を事業計画作成など経営に関する時間に使っていただきたいと思っています。

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