あまり知られていない民事裁判のお話
2018.11.30
こんにちは!
起業サポ 弁護士の宮本です。
前回に引き続き、あまり知られていない民事裁判についてお話をしていこうと思います。
民事裁判が決着するまでどれくらいの期間がかかるのか皆さんはご存知ですか。
また、裁判当日は、どのようなことが行われているかご存知ですか。
裁判を起こしてから、判決がでるまで1年を超えることも多々あります。
というのも、民事裁判では、1か月に1回しか日程が入りません。
そのため、相手方と反論を繰り返していると、半年を優に過ぎることが多くあります。
その1か月の間に、依頼者の方と打ち合わせをし、書面を作成したり、証拠を準備したりと作業をしていたりします。
また、弁護士に委任している場合、依頼者の方が裁判所に赴くのは、当事者尋問の際の1回であることが多いです。弁護士が代わりに裁判に行くという点でも、弁護士に裁判を委任するメリットはあろうかと思います。
では、期日当日、弁護士は、何をしているのかご存知ですか。
実は、書面や証拠を提出したり、裁判官や相手方と協議するだけで、ドラマでやっているような演説や大立ち回りをすることはありません。
皆さん、意外だったでしょうか。
弁護士
宮本 真志
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