スタートアップ起業家の新規開拓とは?営業手法3選をまるっと解説!
2023.10.30
スタートアップの起業家の方にとって新規のお客様の開拓は必須になりますよね。
ただ、起業後にどのようにして新規開拓をしていけばいいか分からない、そのような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スタートアップの起業家が新規開拓を円滑に進めていく手法を3つ解説していきます。この記事の内容を実践してもらえれば、新規のお客様の営業に困ることは無くなるでしょう。
下記の3つの手法をしっかり実践していき、営業活動の参考にしてみてください。
【営業手法①】飛び込み営業
飛び込み営業とは個人宅や法人に対してアポをとらずに訪問して、自社のサービスや商品を提案していく営業手法です。WEB上での営業や集客が増えてきていることもあり、急に押しかける形の飛び込み営業は遠のいてきています。営業する側も抵抗のある方は多いのではないでしょうか。
訪問される側からすれば、アポイント無しで来られるため準備ができていない状況なので、無礼だと思われる可能性がある点がデメリットです。さらに、実際に個人宅や法人のオフィスなどに訪問することになるので、起業したばかりの経営者からするとコストが掛かってしまうこともネックになります。
しかし、飛び込み営業には大きなメリットもあります。直接、個人宅や法人のオフィス等に訪問するため、担当者や決済者に会って話すことができる可能性があることです。
もし、飛び込んだ先で個人宅の決済権のある方や法人の担当者の方と話すことができて、こちらの提案に興味を示してくれれば成約率が上がります。飛び込み営業をする時間帯を考慮すれば、自社商品の特性を考えたうえで、訪問する担当者や決済者に会えて、さらに成約できる確率がアップします。
こうしたメリットを考えたときに飛び込み営業の方法も有効な手段になりますので、起業した際はぜひ実践してみてください。
【営業手法②】メールを用いた営業
メールを用いた営業は、その名前の通り、相手方にメールを送り提案していく営業方法です。メールでの営業は、スタートアップの起業家が新規開拓として、法人の担当者に行います。
この手法は、なかなか担当者と会えないことや、ファーストコンタクトがメールなので、最初は対面で営業することができないデメリットがあります。実際に担当者がメールを受け取ったとしても、開封してくれなかったり、開封したとしても少し読んだだけですぐに削除してしまうこともあるでしょう。
ただし、営業活動を短縮しつつ、いろんな企業にアプローチできるというメリットがあります。起業したばかりでなかなか時間を確保できない経営者の人にとっては、お金も時間もコストカットできるため、取り入れたい新規開拓の1つです。
相手方の情報をしっかり収集したうえで、メールの件名や本文の内容、タイミングの時間帯をしっかり考慮していきましょう。
件名や本文の内容を相手方にとって簡潔な内容にして、メリットを感じてもらえる内容にすることが大切になります。相手法人の担当者が何時くらいであればゆっくりとメールを見てもらえる時間があるか、も考えないといけません。
こうして工夫を重ねていけば、効率的にアポイントが獲りやすくなり、自社で売りたい物を売ることも容易になってくるはずです。メールを用いた営業にもメリット・デメリットがありますが、新規営業の際にはぜひ活用してみましょう。
【営業手法③】SNSを用いた営業
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用して営業していく手法になります。
何か物を売りたいときは、自社の商品を認知してもらうためのマーケティング活動をして、そこから従業員が営業活動をしていき、商品を広めていくのが一般的な流れです。そのマーケティング活動の1つとして、SNSを使うという方法があります。
SNSを用いた営業はオンライン上になるため、メール営業と同じく対面で出来ないことがデメリットです。
しかし、SNSを使った営業が上手くなれば、自社の商品やサービスをSNSで伝えていき、興味を持ったユーザーに対して直接アプローチができるはずです。
さらに、SNSは基本的に無料使えるため、コストも削減できることから、起業したタイミングで資金を確保したいスタートアップの経営者にとっては、取り入れておきたい営業方法と言えるでしょう。
SNSの代表的なものは、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)があります。
Facebookに関しては、全く知らない人と繋がるというより、過去の知り合いや友人と再び繋がりやすいツールです。身近な人に商品を伝えていきたい場合は、活用すると良いかもしれません。
Instagramは、画像や動画を投稿することがメインのツールであり、これまで知らなかった人たちと出会うことができます。
視覚的に魅せていき、物を売る・自社のサービスを売るという戦略をとりたい起業家にとっては最適でしょう。飲食店や美容系の店舗、アパレルブランドの経営している人で、Instagramを活用して認知を広げつつ、集客している例もあります。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は、最大140文字の短い文章を投稿していくツールです。画像や動画を投稿していくことができますが、短文で良さを伝えていき、物を売る・自社のサービスを売る戦略をとりたい時に使うと良いでしょう。
また、XもInstagramと同様、これまで全く知らなかった人と繋がることができます。Xはリポストという機能があるため拡散力が期待できるところがメリットの1つです。上手く活用すれば、Instagram以上に多くの人と交流することができるでしょう。
最近では、教育関係のサービスを扱っている起業家インフルエンサーが、Xを活用している傾向にあります。
自社の扱う商品やサービス、認知させたい層が誰なのか、といったことを考えながら、それぞれのSNSを使い分けていきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?今回は、スタートアップ起業家の新規開拓・営業手法について解説をしました。
オフライン・オンラインでの営業手法があることをお伝えしましたので、自社の扱う商品やサービスによって使い分けていくと良いでしょう。ご紹介した営業手法を用いて、新規開拓営業を進めてみてください。
また、営業をしていくうえで業績をコンスタントに伸ばしていくには、営業戦略をしっかり立てて行うことも大切になります。
営業戦略の立て方については別記事で解説していますので、こちらをお読みください!