【サロン起業】事業計画書のテンプレートの型とは?

【サロン起業】事業計画書のテンプレートの型とは?

2023.04.26

サロンの事業は幅広く、さまざまなサービス内容があります。
「どんなサービスでサロンを起業しようか悩んでいる」「サロンを起業するときは、融資を受けたい」「融資を受けるために、事業計画書の書き方を知りたい」そう悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

サロンの起業には、初期費用がかかります。開店準備をしっかりするためにも、事業計画書の作成は大事です。
そこで今回は、事業計画書で知っておくべきこと・テンプレートについて、サロン起業をしたい方向けに解説します!

サロン事業の種類

サロンの事業では、どんな職種があるのでしょうか?サロン事業の一例をご紹介します。

①リラクゼーション

リラクゼーションとは、心身ともにリラックスする施術を施す、エステサロンの一種です。リラクゼーションのサービス内容は、アロマからマッサージも含まれています。体と心の緊張をほぐすことがリラクゼーションのサービス内容です。

②ネイルサロン

ネイルサロンとは、爪のお手入れや装飾を施すエステサロンです。お客さんの要望にそって、ネイルアートをします。小規模なスペースで起業できるので、比較的はじめやすい事業の1つでしょう。

③マツエクサロン

マツエクサロンとは、まつ毛にデザインを施すサロンのことです。まつ毛のボリュームを増やしたり、カールさせたりします。美容院やネイルサロンと併用して、経営していることも多いです。

④脱毛サロン

脱毛サロンとは、光脱毛器で脱毛の施術をする、エステサロンのことです。脱毛サロンを開業するにあたって店内の広さが必要になります。

脱毛器を購入したり、競合他社サロンと差別化するために高額な脱毛器を用意したりと、比較的初期費用がかかるというのが特徴です。

サロン開業で事業計画書を作成する理由

サロンを開業すると、店舗を借りたり、設備を整えたりします。初期費用のために、融資を受けることを検討する人も多いです。その融資を受ける際に重要になるのが「事業計画書」です。

事業計画書では、サロンを成功させるプランを書きます。
投資家と金融機関に「この人は融資をしても返済できる」と信頼してもらうために、具体的な内容を提示します。事業計画書のテンプレートにそって、書類作成を進めましょう。

また、事業計画書の作成は融資のためだけでなく、サロンの経営プランを明確にするのも目的の1つです。経営がうまくいかなくなった際に、事業計画書を見直すと、問題点を発見しやすいです。サロン事業を成長させるためにも、綿密に考えた事業計画書を作成しましょう。

サロン事業計画書で書くべき8つの内容(テンプレートの型)

①創業の動機

創業の動機とは、開業にいたった気持ちを記載します。
サロンを通して、お客さんにどう貢献したいのか。そんなサロンのコンセプトや、将来のビジョンなども含めて書きましょう。創業のストーリーがあるとさらに伝わりやすいです。

②事業主の経歴

事業主の経歴とは、あなたの履歴書です。サロン業界でどんな経験を積んできたのか、経歴とスキル、資格を記載します。サロンに関係する学校を含め、学歴も書いておきましょう。

③サービス内容

サロンで取り扱うサービス内容を記載しましょう。
サービスの特徴や、どんな悩みを解決するのか、セールスポイントを書きます。化粧水などの商品を販売する場合は、主力となる商品をアピールしましょう。売れる根拠も提示すると、より効果的な事業計画書を作成できます。

④取引先について

サロンの場合、取引先の欄では「一般個人」と書きます。それとともに、サロンを利用してほしいターゲット層を記載しましょう。性別や年齢層、職業などターゲットのプロフィールを考えます。サロンで使用する商品や備品の仕入れ先も、こちらに書きます。

⑤従業員

従業員では、サロンでともに働くスタッフの人数を記載しましょう。
すでに従業員が決まっている場合、スタッフの実績や経歴も盛り込んで書きます。こちらも投資家や金融機関へのアピールポイントになりますよ。

⑥お借入れの状況

あなたが現在、お借入れしている状況があれば書きます。
家や車のローンなども全て記入しましょう。それとともに返済プランを説明するといいでしょう。明確な数字を書くと、投資家や金融機関から信頼が得やすいためです。

⑦必要な資金と調達方法

サロンを開業する際に、必要な資金と調達方法を記載しましょう。
内装工事や設備を準備する場合、見積もりを事前に用意します。資金の調達方法では、投資家や金融機関で融資を受ける金額を書きます。先に記載する、必要な資金の金額と一致させましょう。

⑧事業の見通し

事業の見通しでは、事業がのる前と後の、損益計算票を作成します。
毎月かかる家賃や消耗品などの経費と人件費を出します。毎月の売り上げから計算し、利益を記載しましょう。

まとめ

今回はサロン開業をしたい方に向けて、サロンに特化した事業計画書の解説をしました。サロンのサービス内容やコンセプトを決めて、競合サロンと差別化をすることが大事です。

ご紹介したテンプレートを参考に、事業計画書を作成してみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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