便利になった確定申告手続き
2019.05.13
こんにちは!起業サポ 税理士の末松です!
今年1月からご自身で確定申告を行う方は手続きが便利になりました。
通常個人の方が税理士に委託せずに所得税の確定申告を提出する方法は、次のいずれかとなります。
- e-Taxで送信(電子申告)
- 印刷して提出(書面提出)
この場合、上記の電子申告をするには、「電子証明書(マイナンバーカード or 住民基本台帳カード)+ ICカードリーダライタ」が必要です。
そのため、税理士が代理送信する場合を除き、電子申告の普及が思うように進んでいません。そこで、より納税者が便利に手続きを行えるよう、平成31年1月からIDとパスワードで個人の電子申告が可能になりました。
この場合の注意点は、次のとおりです。
□ IDパスワードを取得するには:
事前に本人確認書類(運転免許証等)を持参の上、所轄税務署へ出向く必要がある(対面による本人確認が必要)□ IDパスワードを利用して電子申告するには:
必ず国税庁サイトの「確定申告書等作成コーナー」を利用する必要がある
また、通常電子申告を行うと受信通知の結果確認等ができますが、これらの確認等について平成31年1月からは「マイナンバーカード+ICカードリーダライタ」が必要となるため、ID・パスワードを利用して確認等を行うことはできません。
あくまでもこの>ID・パスワードの利用は、暫定的なものです。ここが不便なところです。
引用: http://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/kojin_e-tax_riyou2.pdf
次回は同じく1月から申告可能となったスマホ申告についてお伝えします。
税理士末松 和真
クラウドを使った経理業務の効率化が得意です。会計業務、請求書作成、経費精算、給与計算などをクラウド化する事により、業務効率を改善するお手伝いを致します。
効率化によって空いた時間を事業計画作成など経営に関する時間に使っていただきたいと思っています。