【法人携帯電話】契約プランと料金比較について解説
2021.05.27
今回は法人携帯の契約プランや料金比較についてご説明いたします。
法人スマホのメリット
1.代表番号を転送して活用したい。
開業の際に取得した代表番号を転送したいなどの理由から携帯電話を新規申込されるケースがよくあります。
既にご利用している携帯電話へ転送設定してしまうと、番号表示はもちろん相手先になってしまうため、直接のお電話なのか転送されたお電話なのか判断できません。
2.お仕事とプライベートを分けたい。
利用目的の多くがこちらに該当します。
近年、SNSを通じてビジネス利用されている方が増加しております。
プライベートで利用しているFacebookやLINEなどが混合してしまうと、投稿やメッセージが制限され窮屈に感じる方もお見えです。また退職した社員が取引先との引継ぎなど面倒になります。
お仕事用の携帯電話を利用することで名刺に携帯電話番号やLINE IDなど記載することもできます。
3.料金を安くしたい。
まず個人契約の場合、同一名義で5台までしかご利用できません。
6台以上を契約する際は法人申込が必要になります。
料金について、個人契約よりも法人契約の方が約10-20%程度お得にご利用できます。
ドコモ・ソフトバンク・auの場合、新電力など併せて申込すると更にお得になります。
キャリアの比較
1.令和元年度第2四半期(2020年9月時点)
第1位 NTTドコモ シェア36.9%
1985年にショルダーホンを発売してから現在に至るまでTOPシェアを誇っています。
解約率0.53%と分かる通り万人受けのキャリアです。
第2位 KDDI(au) シェア27.6%
2018年に通信料金とNetflixのコンテンツ利用料とのセット料金プランを提供。
学生向けのプランも充実しており学生シェアでは第1位です。
第3位 ソフトバンク シェア21.5%
三大キャリアのなかでも歴史は浅いが著しい成長を遂げているソフトバンク社。
PayPayやヤフーショッピングなど提携しポイント還元などで人気です。
第4位 楽天モバイル シェア0.6%
新規キャリア参入したMVNO(格安スマホ・格安SIMのサービスを提供している通信事業者)としてのシェアは第1位です。
2.格安スマホ・格安SIMの参入
MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、仮想移動体通信事業者という意味合いをもっています。
NTTドコモなどの3大キャリアから通信回線を借り受け、通常価格よりも安く「格安SIM」を提供している事業者になります。現在(2020年9月時点)では608社の事業者が存在します。
コストについては3大キャリアに比べ端末代・月額利用料ともに低価格になります。
ただし、多くは実店舗をもたないMVNOになりますので申込や変更などの手続きをインターネット上で全てご自身にて行う必要があります。
通信速度も3大キャリアと比べ遅くなる傾向があります。動画視聴など多くのデータを必要とされる方は注意が必要です。
まとめ
以前に比べキャリア・プランが自由に選択できるようになりました。
キャリアのメリットとデメリットを確認してご自身に適した選択をお勧めします。
ご不明な点やご興味ありましたらお気軽にご相談ください!
通信設備篠田 潤
電話機やコピー機、防犯カメラ、パソコンなど安全なネットワーク環境作りが得意です。起業時に必要な電話番号の発行やインターネット申し込みなどワンストップで解決できます。
安心できる通信顧問としてお手伝いさせて頂きます。